Notionに「後で読む」機能は存在しないが、本記事ではバックリンク機能を使った「後で読む」と類似の運用を紹介する。
この記事の内容
現在、Notionにはタブ機能が存在しない。よってブラウザを並べて使うなどしない限りは基本的にひとつのウインドウで作業していくことになる。そうすると、書き込んだり参照したりするページがどんどん遷移するため更新すべきページを見失ってしまうことが度々ある。
この時点で、そういうことはない、という人。そういう人にとっては余り有用な内容ではないかも知れないが参考程度に読んでいってくれ。
まずは「後で読む」専用ページを作ろう。名前、アイコン、カバーは好きに設定して良い。お気に入りにするなどすぐにアクセスできるところに配置すると便利だ。

どのページ、どのブロックでもよい。後で読みたい箇所に、上で作成した「後で読む」用のページへのメンションを残そう。「@後で読むページ」とすればOKだ。

「後で読む」用のページを確認すると、バックリンク内で「後で読む」用ページへのメンションが一覧で確認できる。
つまり、このバックリンクはすべて後で読みたいページということになる。定期的にこのページを訪れて、後で読みたい内容をそれぞれ確認していこう。バックリンクから該当ページやブロックへ遷移できる。
確認後はメンションを削除しておこう。そうすれば確認すべきページのみが「後で読む」用ページのバックリンクに表示されることになる。余りたくさん残っていると確認が大変だ。

なお、バックリンクはデフォルトで「Show in popover」となっており、ワンクリックしないと表示されないようになっている。「後で読む」用のページではすぐにバックリンクが確認できるよう「Expanded」の設定に変更しておこう。
ページ右上の「・・・」から設定を開き「Customize page」から変更できる。
近い将来、Notionにタブ機能が搭載されて不要となるかも知れないが、それまでのワークアラウンドとして本運用を試してみてはどうだろうか。ページ迷子になる人にオススメしたい。