Notionのブロックをもっと自由に操る | 列の中に列を作る方法も

Notionはブロックを組んで好みのページを作ることができるのは多くの人がすでにご存知だろう。この記事では、ブロックを組む際の基本的な考え方と、もっと自由にブロックを操る技を紹介したい。よく使う、かつ、実用的な方法なので是非参考にして欲しい。

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ブロックの列を組む

ブロックと言うのはNotionのページを構成する要素。以下の記事や動画で触れているので参考にして欲しい。もう知ってるよって方は続きをどうぞ。

【初心者向け】Notionって何?サービスの基本概念を理解する
Notionの超基本概念「ブロック」と「インライン」を理解する

ブロックは列を組むことが出来る。やり方は簡単で、ブロックの左端にある点々をドラッグアンドドロップして他のブロックの右端ないしは左端に配置すれば良い。ガイドとなる青い線が現れる。ちなみにこの列組みはiPadやiPhoneからだとできないので注意。iPadだと結構できないことが多くて不便。別の動画でまとめているので興味ある人は見て欲しい。

ブロックの列作成の方法 ガイドの青線に注目

Notionの中で、列の優先順位は縦。列を縦に掘っていく感じ。リターンキーを押すと下のブロックへ移動するように、各列のブロックは縦に繋がるが横には繋がらない。イメージは下の図の通り。これは直感的に理解できている人が多いと思うが、念の為書いておく。なお、わかりやすいように背景色をつけたテキストブロックで説明していく。

列の優先順位のイメージ

列のリセット

3列のブロックを作って、2列へ変更したい場合はいったん列になっていない通常ブロックを作ってその下に作り始めると良い。下の画像のように、3列の下にグレーの1列を挟んで、その下でまた列を作っていくことが出来る。わかりやすいのでグレーのブロックを置いているが不要であれば削除してOKだ。

列をリセットしてまた列を組んでける

応用編① データベース(リンクトデータベース)の列

データベース(リンクトデータベース)の列はちょっと工夫が必要だ。フルページになっていればテキストブロックと同じやり方でいいが、インラインになっている場合はガイドの青線が出てこない

インラインデータベースでは列を作るときのガイドの青線が出てこない

これは割りと簡単に解決する。テキストブロックで列を組んで、その下にデータベースを配置すれば良い。ガイドの青線も出てくる。テキストブロックは消しても列は保持される。

オレンジのテキストブロックの下にデータベースを配置している

応用編② 列を自由に設定する

では、さらに自由に列を設定したい場合。つまり、列の中に列を作りたいときどうするか?これは、出来ないと思われている人が多いかも知れないが、ちょっとテクることで可能だ。難しいことではない。手順は以下の通り。

  1. テキストブロックで任意の数の列を組む
  2. 任意のタイトルの新しいページを作って、その中で任意の数で列を組む
  3. ①で組んだ列の片方に、②で作成したページを配置する
  4. ③では位置したページをブロックメニューのTurn intoからテキストへ変換する
  5. 邪魔なブロックが出てきた場合は削除する
手順②
手順③
手順④
手順⑤
完成 オレンジの2列の中にピンクの2列ができている

若干面倒ではあるが、この方法を使うことで列の中に列を作ることができる。この方法を覚えるとかなり表現の幅が広がるはずだ。

思いのままに列を組んでみよう

まとめ

冒頭でも述べたが、ブロックを自分が好きなように組んで、自由にページを構築していける点はNotionの大きな魅力のひとつだ。非常に簡単に組んでいけるものの、一部のやり方は知っていないと出来ないので若干不便さを感じる。なぜ通常機能では出来ず、応用編にあるようなやり方をしないといけないのか理由は不明。今後のアップデートを待ちたい。

列の中に列を作ることができればかなり自由度も高くなる。やり方を参考にして、思ったようなNotionのページを作ってみて欲しい。以上。

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